のど自慢

絵のタイトル

久しぶりに家での日曜日
テレビがついていたので
そのまま、ひとりで
のど自慢を見た

今日は沖縄名護市からの放送

のど自慢は
祖母が歌が好きだったので
もの心ついた時から
身近にあった

私も歌は好きだし
ついつい見てしまう
そして、私はつられて泣く

今日は
なんで?と思うくらい
何人の出演者に泣けたかわからないくらい
涙がこぼれた

なぜ泣けるのか、初めてじっくり考えた

悲しい人がいたからではなく

思いを共感する涙

歌う人たちの思いの向こう側に
届けたい人が見える

最近気づいたんだけど
TV画面の端っこに
今歌っている出演者の
年齢、職業
届けたい人の情報が!

へぇ、NHKも考えているなぁ
届けたい人って
大切だよね

遠くに住む妹へ
両親へ
8才と7才の娘へ
とにかく優しい大好きなひいおばあちゃんへ

緊張感いっぱいでも
とにかく一生懸命にうたっている

それぞれの人生がある中で
それをしょって

声や顔の表情で
すなおに思いが伝わってくる

またその歌がいいんだな

歌い終わったら
誰に伝えたかったですか?
と聞かれ
答える

客席から
家族が手を振る
その顔もまた泣いている

泣いていなくても
清々しい

応募して、当選して
予選を突破して
本番に出場する
このパワーだけでも すごい

ハチャメチャに踊る人
チームワークも
衣装も
かっこ悪いようで
すごくかっこいい
とにかく、みんな笑顔で明るかった
人生を謳歌している感じ!

パワーは人の心を動かす

思いを歌で伝える

そこには
鐘がいくつ鳴るとか
関係ないところにあった

今日のチャンピオンは
13才の女の子

鐘が鳴ったときもぽろぽろ泣いていた

チャンピオンの発表の時も
泣いていた

「誰に伝えたいですか?」

お父さんと、
お母さんと
友達みんなです!

番組上、チャンピオンこそ決まるが

上手い下手で
鐘がいくつ鳴るとかの
評価よりも

心が温まるほうがいい

のど自慢で
そのことが本当にわかったのは
今日かもしれない

ちなみに
司会の小田切千アナウンサー
人情味があって
わたしはとっても好き!

若いひと
ご高齢の方
ペアやグル―プ
それぞれの背景のある出演者
それぞれの心に
誠意をもって寄り添っているのが

明るく、温かい一言一言で
感じられる

私も心があたたまる

じゃあ今度は私も、のど自慢に出よう!
とは、ちょっと思えない
というか声量が足りないし
勇気がない ^^
みんなすごいな

庭にでると
お昼の陽射しがまぶしく
シランたちが
光っていた